弊社代表・古尾谷未央の新著「『融資業務変革の基点』金融財政事情研究会」が2024年3月28日に発売されました。
【紹介】
金融機関は現在、融資先の中小企業の状況を動態的に把握できなくなっている可能性が高い。それを端的に物語る現象が、アフターコロナにおける粉飾事例の多発である。ビジネスの状況は資金繰りにビビッドに現れる。企業活動の継続を確保し、粉飾を抑制するためには毎月の資金繰りを観察する必要がある。また、資金繰りには企業ごとのパターン・特性があり、その裏には当該企業の経営課題が潜んでいる。本書では、企業や金融機関が苦手とする資金繰り表の作成方法を基礎から解説するとともに、資金繰りの把握・予想を融資業務全般の改善につなげる道筋を提言する。